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2007年11月12日 (月)

株式概況と政治

 11/12、最近“ロト6”ばかりのコメントを続けていたので、トラックバックは“ロト6”がらみ

ばかりですが、10月後半からの株価の動きと国内政治及び海外を含めた政治・経済

がどのように株価に影響を与えているかを、私なりに考察して述べてみましょう。

 米国のサブプライム・ローン関連による金融関係の巨額の赤字(つまり不良債権の回収

が見込めず債権放棄せざるを得ない)がハッキリしてきて、その不良債権を大量に引

きうけて来た米国以外の金融機関の業績も次第に赤字がハッキリしてきた。

 米国の会社の会計年度が12月末であることで、今決算見通しを発表せざるを得な

い訳で、この不良債権の保有が多い国・企業ほど深刻な問題を抱えていると言ってい

い、実はこのサブプライム・ローン自体の日本の金融機関での保有額は、EUとか中国・アジア

他諸外国での保有額に較べれば、日本国全体が保有する海外資本資産との比率で

見れば大きくいとは言えない量であり、ショックは吸収可能のはず、もちろん個々の金融

機関でみれば、深刻さの状況は大小バラバラです。

 今国内株価が今年最安値とテレビ報道で言いましたが、当然サブプライム・ローンによる

米国株価の収縮を嫌気して当然国内株価も当然値下がりするが、現在の値下がり要

因がサブプライム要因だけでは無いことを考慮して、今後の投資活動(国内)の方向を見

なければならない、改めて言うまでも無く再三私が述べているのは、株価決定の条件

は《売りたい人》と《買いたい人》の受給関係で一義的に決るのではあるが、実際は受

給関係を決定ずける三大要素がある。 それは①国際為替レート=円安の方が海外

株に人気が行く(つまり米国の株価が上昇する)、 ※※ちょっと都合により記事中断

する。

 逆に円高に向かえば日本国内企業の輸出基盤が弱まり、全体的に企業業績が衰 

退する方向になるので、国内株価も下がる方向にならざるを得ない。

内外の有力金利差=金利差は現在よりは縮小の方向になれば(米国ではサブプ

ライム・ローン問題から現実に金利を9月に下げた、ユーロ《英国ポンドも含む》の金利も

実質5・75%程度から上げるより下げの方向が域内経済を潤す為には必要である)

これらの内外情勢から、日本の金利水準0・5%から長期的には上昇トレンドにあるが

一服状況と考える、端的に言えば対米国との金利差が現在の4・25%から3%台へ

縮小すれば、為替交換の手数料と経費を考えれば、外貨での金融取引き投資を

するメリットが日本国内では霧消することから、全体的には国内株価を下げる方向に

なるでしょう。

国内政治情勢の安定化及び金融政策=現行テロ特措法の期限切れに伴う、新

法の取扱いを巡って、国会は混乱・混迷の方向であるが、来年度予算の行方がどう

なるか決着するまで、ゴタゴタは継続するでしょうから結局は株価も模様眺め状態で

売り買い(株商い)も縮小値下げの方向がしばらく続くとみる。 その一方で昨年から

判っていたことではあるが、現在の株式売却益に対する所得税10%の暫定措置が

これも12月末で終了し、来年1月以降は従来の所得課税々率20%に戻る、これも

当面の株価動向に大きくを影響を与えている、詰まり2~3年以上前に購入した株

で、現時点株価が下がっていると謂えども現在売れば儲けが確定できる銘柄につい

ては、利益確定の売り急ぎが増えるのが人情です。

 【結論】このように株価の売買いを決定ずける、三大要素が日本国内では全て

ブレーキの掛る状況であると、理解できる筈。これを打開できるウルトラCを提案

できる状況にも無い。唯一打開できるとすれば、内閣政府の新しい有効な施策

しか無いが、姑息な現状政権維持を計る施策のみで、他に何もカードが無い状況

は最悪です。

 私は昨年3月28日のブログ(当時は安倍政権発足の半年前、民主党は前原党首

が例の永田偽メール事件をきっかけに失脚する以前) において、安倍当時官房長

と小沢氏との協定ができれば最良の組合わせと書いたのだが、いみじくも10月末

からの大連合騒動とは、なったのだが・・・、時期とカードの組合わせが最悪です。

 ネジレ国会の状況をどう判断し、どの施策をどう進めるかは国としての大義が

必要だし、その施策を遂行すればどのような方向に国が動くかの明確な分析判

断が為政者には必要です、その判断に基ずく将来ビジョンを国民に具体的に示

せなければ、どんな政権だって立ち往生する。次回解散総選挙ではその観点か

ら各党のマニフェストを慎重吟味し、投票行動しよう。

 前回のどこかの首相のように《そんな公約違反は大きな問題ではない》とか

年金問題については《人生色々、会社も色々》と問題を茶かして国会に恥じない

そういう人は次回落選して貰いましょう。

 ことわっておくが私は特定の党・団体に所属するわけではないが、真に国民の

為に誠心誠意をもって政治をやってくれる人に信託したいのです、そんな事を言

ば支持できる人が9割方居ないかもしれないが・・・、その場合でも、より近い人

を見出すしか他に方法ない。

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